South West
〜 サウスウエスト 〜


2005年 ACA Hall of Fame 殿堂入り!!
Jerry Franklin ジェリー・フランクリン(故)

●1976年、自動車工場で働いていたJerry(当時22歳)は、Kersenbrockの車を修理した際にカスタムキューで支払いを済まされました。それがきっかけでカスタムキューの製法に興味を持ったJerryは、すぐにKersenのショップを手伝うようになります。
●1978年、会社がアリゾナに移転することになったので、JerryはLas Vegasに残ることを選び、2年間、冷蔵庫に関する仕事をしました。
●1980年、Jerryはキューリペアショップを開いたのと同時に、キュー作りに必要な知識や機械を集め始めます。
●1982年、Jerryはキューを数本作成、South West Cuesが誕生しました。

South West創設にはこんなストーリーがあったなんて皆さんご存知でした?
受賞おめでとう!!

■■■ 受賞セレモニー ■■■

左からミッキー、ディショウ、右からJerryの息子 チャンス、奥様ローリー


Jerry Franklin to be inducted into the Cuemaker's Hall of Fame
Jerry Franklin が Cuemaker's Hall of Fameに殿堂入り
The American Cuemaker's Association is proud to announce that the Late Jerry Franklin has been elected to the ACA Hall of Fame. Jerry will be inducted at the Allen Hopkins Super Billiards Expo on Thursday Evening, March 17, 2005. The facilities are limited, therefore the ceremony will be limited to representatives of the billiards industry, press, and friends and members of the Franklin family. A limited number of invitations are available. If you would like to get on the list for an invitation, please contact Dan Dishaw or Jim Buss. The requests will honored as soon as we know how many people we can accommodate.
(ACA オフィシャルサイトより)
アメリカンキューメーカーズアソシエーション (以下ACA)は、故Jerry FranklinがACA Hall of Fameに選ばれたことを発表した。
JerryはAllen Hopkins夫妻によるSuper Billiards Expoで2005年3月17日(木)の午後に授賞式がある。
Jerryは既に亡くなっているので、 式には代理人として彼の友人や家族らが集まる模様。
招待状は限定数だが入手可能。
もし招待状が欲しい方はダン・ディショウかジム・バスに連絡して下さい。


←実際に送られてきた、セレモニーの招待状
↑ 受賞式出席のお礼状 ↑


歴代のACA Hall of Fame受賞者
George Balabushka - February, 1993
Herman Rambow - October, 1993
Burton Spain - October, 1993
Ernie Gutierrez - July, 1994
Harvey Martin - March, 1995
Gus Szamboti - March, 1997
Frank Paradise - June, 1998
Eugene and Ilona Balner - July, 1999
Dan Janes - July, 2003
(Dan Janesのときの事は記憶に新しいですね!)






頼もしい奥さんLaurieと始めたSouth West Cuesは、プールプレイヤー達から絶大な支持を得て人気カスタムキューブランドとして定着しました。
そんな折、Las Vegas近郊のMead湖にボート旅行に行っていたJerryは、突然、心臓発作に襲われ、そのまま帰らぬ人となりました。
1996年5月11日、当時まだ42歳という若さでした…。
この知らせは瞬く間に世界中のプール関係者に伝わり、人々に大きな衝撃を与えました。

創立から14年間Jerryを支えてきたLaurieは、その後もSouth West Cuesをやめることなく、甥や息子と共にキュー作りを続けています。もちろん、製法も品質も変わらないまま。ただひとつ変わった点と言えば、先角の素材がマイカータフェラルからアイボリンになったことでしょうか。それでもサウスの人気は衰えることを知りません。誰でも作れるプレーンな6剣キュー、それがSouth Westです。
80年代末のブレイク後、そのスタイルを真似た沢山のメーカーが出現しましたが、未だに超えるメーカーは見当たりません。Jerryの創ったSouth Westの偉大さを表している一面だと思います。


Jerryを知る人は皆、口をそろえてこう言います。
「キューメーカーの中で一番最高にいいやつだよ!絶対に他人を裏切らない、信義に厚い人だね!」
僕も彼が存命中は、年に一度はLas Vegasに行き、丸一日ずっとShopにいて、皆のまわりをうろついては自分の希望を伝えていました。一度たりとして嫌な顔をされたこともなく、JerryはShopのスタッフ皆を笑わせ、楽しい雰囲気づくりに努めていましたネ。

93年頃より、ピンに製造No.が入るようになりました。ネバダ砂漠にあるため、一緒にサボテン(カクタス)も入っています。このサボテンがSouth Westのシンボルマークなのは、もちろんご存知ですよネ。
South Westのテーパーは独特のもので、タップの先からハギの部分までがAテーパーでできています。そのため、中心を取るのが難しく、まっすぐなキューを探すのは少し困難かもしれません。
乾燥したネバダ砂漠で作られているので、素材となる木は全て長期間寝かされているものばかりですが、四季のある日本にくると少し動きます。
それでも自然素材の製法のSouth Westの人気はとても高いです。
芯のある硬い打感が上級プレーヤーに好まれていますネ。




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