私とJohnとは不思議な運命の糸で結ばれている...
彼が最初にキューを完成させたのは1993年のこと、総数7本。
結果としてその7本全て購入することになったのが私“Lucky”なのである。間に入ったのがDenny Glen、Pete Cambell、そしてJohn
Wrightであった。
これはその時の1本で、JohnがアリゾナのPhoenixに住んでいた頃のこと。
ハギはとっても美しい。
バーズアイに4枚ベニアのショートプロングとくるのは1つの定番である。
一枚物のマザーオブパールのピーコックなどというのは後にも先にもこのキューだけであろうな。
初めての作品なのに、インレイパターンからリングスタイルまで、もうすでにGusにかなりインスパイアされているのが手に取るようにわかる。そしてサンディングも塗りも悪くないね、素晴らしい完成度!!
流石に糸巻きは少しゴツゴツしているけれど、これは初作としては当然と言えば当然だ。
味のある良い作品、未来の大家になる!と当時の私が感じたのも無理はないね。
|
 |
大きなアイボリーのBoxにMOPインレイ |
 |
1ピースのMOPピーコック |
 |
ハギの美しさは当時から健在 |
|