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宣言解除後もできる限りの自粛&予防に努めていることと思います。
「新しい生活様式」を取り入れながらお過ごしのカスタムキューファンの皆さまへ、
Lucky先生が数回にわけて世界の銘CUEをお届け致します♪
しばし現実を忘れて愉しんで頂ければ幸いです(^^)

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前回の『It's George』ケースに保管されていたキューは…
美しいピンクアイボリーのこちらの2本です!!




Vol,13 - @
Paul Dayton


コンディション:MINT、1Butt2Shafts/Not For Sale

手づくり感あふれるリングワークも彼の魅力のひとつ
 
時間が経ってもこの鮮やかさである!
 
マッチングキャップまで可愛らしい

こちらは2018年に亡くなった銘木博士Paul Dayton作のPinkivory woodストレートキュー。
大変見事な色味の木材で、白いリングとジョイント材はアイボリー、バットエンドは樹脂素材である。なかなかこのようなキューは手に入らない。ありがたい作品だね。
Paulが来日した時にうちの娘に持ってきてくれた作品だ。Paulは我が家に数日間滞在し、一緒にあちこち観光したり美味しい物を食べたり、…彼とは楽しい想い出ばかりだ。

自分がキュー作りをするようになって理解できたことがある。
かつての私はどんな木材も問屋で手に入れることができると固く信じていた。でも“銘木”は、まずその問屋さんのお得意さんにならないと手に入れることができないのだ。他のお客さんよりお金を積まないとまず無理!!
それからもうひとつ。
問屋ごとに得意な材があり、様々な良い材を一カ所で揃えることはできない。スネークウッドはA社、ピンクアイボリーはB社、メープルはC社、ココボロはD社…というようになっているのだ。木材屋でも横のつながりはまずないので、広いアメリカの中でフロリダに行ったりメキシコのそばまで行ったり、ミシガン、オレゴン…、私もそうやって木材を買い集めているのだ。
木材屋のWebで写真を見て注文して…、それで最高の素材なんて絶対に手に入らない。現実はそう甘くない!!

そのような銘木の中でもピンクアイボリーは最高に難しい、手に入らない。だから世界中のメーカーは着色した素材を使うわけである。

このP.Daytonのピンクアイボリーはな〜んにも余分なものが入っていない。正真正銘、天然のピンクアイボリーである。
「この材の良さは、Lucky達ならわかるよね。」
というPaulの声が聞こえてくるようだ。
ホント、最高!!!! ありがとうPaul!




Vol,13 - A
Mc Worter


コンディション:NEW、1Butt2Shafts/Not For Sale


これはいつ頃だったか…
確か2002年、2003年頃かな。当時JerryとChudyは毎年のように一緒に来日していたね。私が住んでいた仙台まで遊びに来てくれたこともあった。
この時はたしか東京で待ち合わせ、いくつかキューを見せてもらった時に、直に手渡された作品。私に持っていてほしかったようだ。

黒檀にピンクアイボリーハギ、そしてベースのデザインは“The Ptolemy”。
注目すべきはハンドルまで全部象牙だということ。


Jerryの作品はとても華やかでゴージャスなものもたくさんあるが、このようなIvory Handleは一体何本あるだろうか…?
私はあまり耳にしたことがなく、もちろん目にしたこともなく、このキューを手に取った時はホントにビックリした。
ジョイントピンやマッチングキャップのネジの部分まで!
自分も今はキュー作りをしているが、これはさすがに…。


その頃はGinacueのErnieの体調があまり良くなかったので、『Ginacueのネクストは誰か』、なんてErnieと話していたら、彼がJerryの名前を挙げた。それほどJerryは“バリバリ”だったね。

でもあれから20年経った今でも、79歳のErnieはバリバリ作っている、とても嬉しいことである。
逆にJerryは色々あって…、まぁ、今は少しずつ…かな?
こんな素敵なキューを作れるのだから、また頑張ってほしい!!


次回も乞うご期待(^^)/

  
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