-------------------------------------------------------------------------------------
宣言解除後もできる限りの自粛&予防に努めていることと思います。
「新しい生活様式」を取り入れながらお過ごしのカスタムキューファンの皆さまへ、
Lucky先生が数回にわけて世界の銘CUEをお届け致します♪
しばし現実を忘れて愉しんで頂ければ幸いです(^^)

-------------------------------------------------------------------------------------



Vol,14 - @
Ginacue


コンディション:Vintage、1Butt2Shafts/参考価格 US$10,000.00


こちらは一見すると『バラブシュカ??』と見間違うようなタイトリストのGinacue。
凄いのは、オリジナルのコンディションそのまま!ということ。

貝のドット等のインレイは手で削って入れたのだろうが、位置はどこも微妙にずれているあたりが実に面白い。フロントの大中小のドットでさえ一直線上にはなく、やはりずれているのだ。これが手作りの“味”なのだろうね。

私が購入してから大体30年程が経っているが、もちろん一度も撞いたことはない。今でもまっすぐである。

このモデルは1967年のGinacue 1stカタログにも載っていて、製作されたのは1962年か63年であるとはErnie本人の弁。

シャフトは2本ともしっかりとした12.9oと13.0o。先角材は象牙である。

今から60年も前のキューがこんなコンディション!?Ernieの仕事には本当に驚かされるばかりだ。



Vol,14 - A
Ginacue


コンディション:Vintage、1Butt2Shafts/参考価格 US$9,000.00


こちらはErnie本人によると1970年頃の作品とのこと。

このキューデザインはたくさんの人がマネをした有名な1本である。

Joss Westは最初に8ポイントを作ったのは自分だ、と豪語しているが、Ernieは1967年の1stカタログですでにそれを見せている。Billyはそのうちの1本をまるきりコピーして作品にしているね。

もちろんBillyだけでなくたくさんのメーカーがマネをした。TadCueもこれを見てずいぶん触発されたようである。そっくりでしょ?



このGinacueはもともと1バット1シャフトだったのでErnieにもう一本シャフトを頼んだのだが良い顔をされなかった。そこでオハイオのJohn Guffeyに頼んで作ってもらった、もう30年程前の話である。

バットは新品に見えるが新品ではなく、中古品を綺麗にしたものだ。

クリーニング済のGinacueオリジナルシャフトが1本、Guffey作の新品シャフトが1本、どちらもまっすぐでノーチョークである。


次回も乞うご期待(^^)/

  
『世界の銘CUE Vol.1』 『世界の銘CUE Vol.2』 『世界の銘CUE Vol.3』
『世界の銘CUE Vol.4』 『世界の銘CUE Vol.5』 『世界の銘CUE Vol.6』
『世界の銘CUE Vol.7』 『世界の銘CUE Vol.8』 『世界の銘CUE Vol.9』
『世界の銘CUE Vol.10』
『世界の銘CUE Vol.11』 『世界の銘CUE Vol.12』
『世界の銘CUE Vol.13』 『世界の銘CUE Vol.14』